2009年07月23日

ネットの中の情報弱者

たまにネット内で情報強者と情報弱者の比較をする話があるが、情報強者と言う奴はネットからゴミみたいな情報をかき集めただけの事が多い。情報強者/弱者というのは元々ネットを使えるかどうかなのだが、これだけネットが広まり携帯でも気軽にWikipediaなどを見れるようになるとほとんど意味がなくなる。現在重要なのはネットを使えるかどうかでなく正しい情報を判別できるかどうかだ。
以前のブログブームのときは検索エンジンを使ってもゴミみたいなコピー文ばかりで閉口したものだ。最近はそこまでひどくないが、それでも正しい有用な情報を探すのは簡単でない。情報を探す時はまず最初に誰が何のために書いているのかを理解しないといけない。情報強者を自称するだけの人はそれを理解していないのだろう。
これは情報リソースでも同じことが言える。最近になって新聞や雑誌の内容が容易にネットで読めるようになり、それらの収益が落ちている。これはかなり危険な状況である。情報の第一リソースは新聞や雑誌を書く記者なので、彼らの質が落ちればどんなにネットが発展しても情報の質は落ちる。実際に新聞記者の質は落ちつつあるらしい。彼らがいなくなっても市民が記者になれば大丈夫だという馬鹿な話をたまに聞くが、訓練も知識もない人間が記者になれる訳がない。破滅的な状況になる前に一次リソースを保護する事が必要になるだろう。
ネットは情報を「伝達」する手段であり、それ以上でも以下でもない。正しい情報は誰かが作り出して、誰かが選び出さなければ得られない。無意味なネット万能主義を捨てて正しい情報を得るための努力をすべきだ。
posted by 探求者atom at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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