2009年06月16日

日本で二大政党制は成立するのか

小沢一郎が二大政党制を目指して自民党を割り、小選挙区制を成立させてから15年、悲願の二大政党制まであと一歩という所まで来た。西松事件などを見ると既に一部は二大政党制になっているのかもしれない。しかしこのまますんなりといくのだろうか?
ひとつ気になるのは参議院の強さだ。日本では参議院が否決すると再可決には衆議院の2/3が必要だ。現在のように衆議院の大半を一党が支配していれば問題ないが、いつもそうとは限らない。しかも参議院は解散できない。海外を見ると、アメリカや韓国は大統領制、イギリスやカナダは上院の力が弱く、オーストラリアは上院も解散できる。日本の議会で上下院の勢力が逆になった時に果たして二大政党制は機能するのか?次の選挙で自民党が持ちこたえればすぐにそうなる。
ただ、アメリカでは大統領と議会多数派の政党が逆になる事が多く、それでも何とかなっている。政党の党議拘束が弱く、法案ごとに二大政党内の支持がばらけるのだ。日本の二大政党も政策は大差なく、内部のばらつきも大きいので同じような状況になるかもしれない。
それにしても民主主義は難しい。帝国議会から120年、新憲法下で60年経ったが、それでも十分とはいえない。韓国でも大統領に権限が集中しすぎて退任後に汚職を追及され、結果として盧武鉉が自殺して大騒ぎになっている。よくある「選挙をしたから民主国家」などという簡単なものではない。まだ20年のロシア民主主義がうまくいってないのも当然かもしれない。
posted by 探求者atom at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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