株価が10000円を回復したが、なぜそこまで戻るのかよくわからない。アメリカ経済はGM問題に目処がついて最悪期を脱したが、世界経済の金融システムは再建を始めたばかりで成長は望めない。
それに日本経済の問題はいくらでもある。偏狭な「ものづくり」神話にこだわった結果イノベーションの力はすっかり落ちてしまった。特にヤバイのが日立だ。旧態依然のやり方にこだわって赤字を垂れ流してきたが、さすがに方向転換を始めたようだ。総合家電から社会インフラへの転換がうまくいけばGMのようにならずに済むだろう。
それでもあまり明るい未来は望めない。日本の株価は1990年からずっと下がっているのだ。昔のソニーやホンダなどの偉大さは「ものづくり」でなくイノベーションの力によるものだ。それに電気や機械は先端技術のごく一部でしかない。それが理解できなければ日本経済の未来は薄暗いままだ。
2009年06月12日
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