2009年07月12日

肘回転の回外/回内と変化球

週間ベースボール変化球特集を読んだら肘回転と変化球の関係がわかってきた。あまりまとめてる人がいないのでちょっと書いてみよう。
肘回転には回外と回内があり、回外はカーブ回転し回内はシュート回転する。リリースの前段階では回外し後段階では回内する。結果として回外は遅く回内は速い。どちらを中心にするかで変化球の種類を分けられる。
回外中心なのはカーブとスライダーで、どちらも球速が遅くカーブ回転だ。スライダーは回内時にボールを押し込んで速くしているのだろう。
回内中心なのはストレートとシュートとシンカーだ。ストレートは自然に投げるとシュート回転するので、外にフックして回転しないようにする。シュートとシンカーは自然に投げれば曲がるが、球速が速く曲がりが小さい。無理にシュートを大きく曲げると肘を壊す事になる。
どちらでもないのはチェンジアップとナックルとフォークだ。チェンジアップは多様で一概に言えないが、基本は指の付け根で投げて球速を落とし、普通に投げればシュート回転する。ナックルは押し込んでゆっくり投げるので回内しない。
そうすると一つだけ問題のある球種が残る。フォークだ。この球は回転をかけずに速く投げる。すると高速で回内を押さえ込むため根本的に肘に負担がかかる。壊した人は数知れない。回避するならリリースを早くして球速を落とすとか、野茂のようにシュート回転するフォークを混ぜるとか、極力投げないとか。あまり積極的な回避策がない。最も危険な球種である事は間違いないだろう。
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2009年07月05日

亀のように変革を続ける真弓阪神

ファンやマスコミからボロクソに叩かれて、そろそろ真弓監督の首も怪しくなってきた。まあ私のように喜んでYahooスポーツの選手一覧を見ている奴はそういないだろう。
少しずつしか選手を変えない真弓阪神だが、とうとう7/5の試合でスタメンに30台が2人だけになった。例の40台が1人いるが、他は全員20台だ。我慢強い所を除けば特徴のない監督で、選手起用も平凡、世代交代が必要な状態だが特別若手を優遇している訳でもなく、むしろ入れ替えは遅い方だ。それでも平均年齢がどんどん下がっているという事は、やはり岡田監督後期の選手起用が固定的すぎたのだろう。
ベテランで危ない選手は一杯いる。ウィリアムスと赤星は休養中、新井と桧山の成績は上がらず、下柳や安藤ですら途中休養が入る。完全に固定されているのは金本だけだ。現在の個々の成績を見ればそれが自然なのだろう。
そしてファームの成績を見ると、何と阪神はリーグ首位だ。個人の成績を見ていたら、活躍しているのが柴田、野原祐、ジェン、蕭とルーキーばっかりなのには笑ってしまった。今年のスカウトがうまくいったのか、今までの若手育成がひどすぎたのか。まあ両方だろう。
間違いなく阪神は選手の入れ替え時期に来ている。フロントの動きも激しく、もうすぐまったく別のチームになってしまうだろう。一体誰が残るのか、もう誰もわからない。相変わらずひどい成績だが、こんなに選手起用に緊迫感のある状態はそうそう見れないと思う。
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2009年07月01日

バラエティにお笑い芸人はいない

バラエティ番組という形式は実は欧米にはほとんどない。おそらく日本発祥で東アジアに広まっている形式だと思われる。始めたのはおそらく今のお笑い御三家の世代だろう。元気が出るテレビや笑っていいともがバラエティの基礎になっていると思う。
それまでのお笑い芸人は地位の低いものだった。しかしバラエティができてその司会をお笑い芸人が務めるようになると、お笑い芸人の地位は飛躍的に上がった。その代わりにバラエティ番組の中でお笑いは絶対的なものではなくなってしまった。
バラエティで必要なのは笑いではない。バラエティは文字通り様々な要素を番組内に収める必要があるため、計算できる事が何より重要視される。たとえ笑いが滑っても常に滑っていれば「すべり芸」としてバラエティでは重宝される。コントや漫才では有り得ない事だ。そう考えると今見ているお笑い芸人の大半は実は「バラエティ芸人」なのだ。
最近になって「お笑い」が「バラエティ」に侵食される例が目立ってきた。芸でなくシステムで笑わせるエンタの神様などはその典型だ。コント番組もほとんどない。特にゴールデンには「笑える」番組が少なく、深夜に近いほうが多い気がする。これはあまりいい傾向とは思えない。そう考えるとガキの使いとリンカーンという明らかに「お笑い」寄りの番組を2つも持っているダウンタウンは重要な存在なのだろう。
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2009年06月22日

アイドルアナで失敗を続けるTBS

お堅いNHKや日本テレビと違い、TBSは比較的アイドル女子アナを育てる方だ。しかしいつも途中で失敗するのは何故だろうか?
少し前のアイドルアナといえば進藤晶子だろう。美形で硬軟自在なエース的存在だったが、夕方のニュース起用が失敗して退社した。おまけに社内でいじめがあったという告白までした。
今のアイドルアナといえば小林麻耶だが、フリーになった直後に夕方のニュースを2時間にして投入した挙句、まったくの低視聴率で既に改編が噂されている。基本的に夕方のニュースは主婦層が、夜のニュースはサラリーマンが見る。何故前回の失敗でアイドルアナを投入するのが無理だと気づかないのか?アイドルアナ王国のフジでさえ安藤優子を入れているのだ。普通に考えて夜の膳場貴子と配置が逆だ。
もう一人のアイドルアナである青木裕子も不適切発言などで人気が急落してしまった。個人的な問題が大きいがうまく支えてやる事はできなかったのか?結果として3人目の出水麻衣に負荷が集中し始めている。彼女は大丈夫なんだろうか?
正直言ってTBSのアイドルアナは方向性が定まっていない気がする。もっとじっくりと地に足が着いたアイドルアナ(=バラエティアナ)にすべきだ。そうすれば内田恭子や中井美穂のように年をとっても人気を保つ事が可能だ。フジだって加藤綾子を大々的に売り出そうとして失敗した。「アイドル」だと思って安易に扱っても失敗するだけだ。
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2009年06月21日

基本的な育成ができないJリーグ

岡田監督がWカップで4位を目指すと無茶を言っているが、そういう事はせめてFIFAランキングで20位程度になってから言って欲しい。現状の31位は最下位レベルで、FIFAのアジアマーケット優先がなければアジア枠なんて4.5ではなく2が妥当だ。今までの外国人監督には選手を強化しようという意図が見えたが、残念ながら岡田監督は連携の強化しか目指してないように見える。選手の基本的能力が圧倒的に劣っている以上、いくら熟成度だけを上げても勝つのは無理だ。
この根本的な能力不足という問題においてJリーグの責任は非常に大きい。中学生世代からユースに優秀な選手をかき集めているにもかかわらず、現在の日本代表の若手にはユース出身が非常に少ないのだ。本田は中学のみユースで高卒、内田と長谷部と岡崎は高卒、長友は大卒だ。山田直輝のような完全なユース出身の方が珍しい。以前騒がれた怪物FWのうち、森本がイタリアで順調に育っているのに、日本に戻った平山は並以下の選手になってしまった。チャンピオンズリーグを取ったバルセロナでは主力の多くが育成選手なのだ。これでは日本代表が強くなる訳がない。
とにかく基本的能力が足りない。問題になるのはいつも難しいプレーでなく単純なプレーだ。速さと強さと正確性が足りないのだ。これらはどこまでも上げなければならない能力であり、基礎に終わりなんてない。それを理解しない限り強豪に近づくことは永遠にない。夢物語を語る前に選手の強化をもっと真剣に考えて欲しい。
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2009年06月16日

日本で二大政党制は成立するのか

小沢一郎が二大政党制を目指して自民党を割り、小選挙区制を成立させてから15年、悲願の二大政党制まであと一歩という所まで来た。西松事件などを見ると既に一部は二大政党制になっているのかもしれない。しかしこのまますんなりといくのだろうか?
ひとつ気になるのは参議院の強さだ。日本では参議院が否決すると再可決には衆議院の2/3が必要だ。現在のように衆議院の大半を一党が支配していれば問題ないが、いつもそうとは限らない。しかも参議院は解散できない。海外を見ると、アメリカや韓国は大統領制、イギリスやカナダは上院の力が弱く、オーストラリアは上院も解散できる。日本の議会で上下院の勢力が逆になった時に果たして二大政党制は機能するのか?次の選挙で自民党が持ちこたえればすぐにそうなる。
ただ、アメリカでは大統領と議会多数派の政党が逆になる事が多く、それでも何とかなっている。政党の党議拘束が弱く、法案ごとに二大政党内の支持がばらけるのだ。日本の二大政党も政策は大差なく、内部のばらつきも大きいので同じような状況になるかもしれない。
それにしても民主主義は難しい。帝国議会から120年、新憲法下で60年経ったが、それでも十分とはいえない。韓国でも大統領に権限が集中しすぎて退任後に汚職を追及され、結果として盧武鉉が自殺して大騒ぎになっている。よくある「選挙をしたから民主国家」などという簡単なものではない。まだ20年のロシア民主主義がうまくいってないのも当然かもしれない。
posted by 探求者atom at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

金正日の落日

金正日が権力を握った時、北朝鮮は崩壊の際にあった。ソビエト崩壊による支援の中止と、金日成死後の権力闘争による社会体制崩壊などにより大飢饉が発生し、数十〜数百万の人民が死亡した。それを乗り越える力になったのは軍事独裁と中国からの支援だ。金正日の政治はずっとこの2つの力の間にあった。
そして金正日は病に倒れた。金日成の治世は50年近く続き、一時は韓国よりも豊かだった。金正日の治世はまだ10数年で、韓国との差は開く一方だ。金正日を支えた2つの力は権力闘争をしているようだ。中国寄りの張成沢が実権を握っているが、軍部を抑え切れていないと言われている。
だがあまり誰も気にしていない第3の勢力がある。それを明確に示す数少ないニュースがこれだ。韓国入りした脱北者は約15000人、富裕層の中にも韓国のテレビを見て、韓国に憧れて死線を越える者がいる。北朝鮮の民衆は軍部でも中国でもなく明確に韓国への帰属を望んでいる。軍事独裁が破られれば38度線は崩壊するだろう。
posted by 探求者atom at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月13日

新種の雲アスペラトゥス

なんじゃこりゃ、この世の終わり?
英 Daily Mail 記事
「一部の気象学者はこの雲を新種とみなしアスペラトゥス(Asperatus、荒い)と名づけようとしている。雲の下部は嵐のようになっているが、大抵は嵐にならずに終わる。おそらく大量の熱と水蒸気が集まっていると思われる。」との事。
Technobahn記事
「広大な平野部に現れる。地球温暖化の影響ではないか?」との事。
ナショナルジオグラフィック記事その1その2
「デジカメの普及により希少な雲が撮れるようになったのでは?強風により暖かい空気とつめたい空気の層がかき乱されているのでは?」との事。
地球にはまだ未知の世界が広がってる…
posted by 探求者atom at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

日本経済の未来は薄暗い

株価が10000円を回復したが、なぜそこまで戻るのかよくわからない。アメリカ経済はGM問題に目処がついて最悪期を脱したが、世界経済の金融システムは再建を始めたばかりで成長は望めない。
それに日本経済の問題はいくらでもある。偏狭な「ものづくり」神話にこだわった結果イノベーションの力はすっかり落ちてしまった。特にヤバイのが日立だ。旧態依然のやり方にこだわって赤字を垂れ流してきたが、さすがに方向転換を始めたようだ。総合家電から社会インフラへの転換がうまくいけばGMのようにならずに済むだろう。
それでもあまり明るい未来は望めない。日本の株価は1990年からずっと下がっているのだ。昔のソニーやホンダなどの偉大さは「ものづくり」でなくイノベーションの力によるものだ。それに電気や機械は先端技術のごく一部でしかない。それが理解できなければ日本経済の未来は薄暗いままだ。
posted by 探求者atom at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

UNIQLO CALENDAR

UNIQLO CALENDARがすごい。何がすごいって転送量を減らすためにわざとオモチャのような動画にして、しかもそれをデザインに見せる所がすごい。UNIQLOCKでも転送量を減らすために動画表示時間を半分にしていたが、あれも作者に言われるまで気がつかなかった。UNIQLOCKよりUNIQLO CALENDARの方が私は好きだ。
それにしても、ほとんど広告もなく、服と関係すらない動画を延々と流すだけのサイトをよく作るもんだ。転送量を減らしたとは言え大量に閲覧されたら安い金額じゃない。もちろん制作費もかかる。太っ腹だ。こんな力のある企業は、日本ではもうずいぶん少なくなってしまった。
posted by 探求者atom at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする